- HOME>
- トムソン型
トムソン型とは、抜き型・木型とも呼ばれる、主に軟質素材を対象にした打ち抜き(プレス)加工に使われる型の一種です。
木の板に鋼の刃物を埋め込んだ型を使用し、フィルムやゴム、スポンジ、樹脂パーツ等の薄い材料の打ち抜きを中心に利用されています。
また、加工の難しい細かな形状や、薄い製品の製造に適しています。
近年では、レーザー加工機や自動曲げ機の性能・精度の向上に伴い、従来よりも優れた型の作成が可能になりました。
その為、金型を製作するよりも低コスト、かつ短い日数で精度の高い型を製作することができます。
だからこそトムソン型は、打ち抜き加工の分野において試作から量産まで、幅広く使用されているのです。
ゴム、スポンジ、樹脂、真空トレーといった簡単に切る事のできる軟質素材の加工に適しています。
金型を製作するよりも短い日数で型を製作できる為、製品の試作に向いています。
また、ある程度量産に耐える事もできる為、低コスト、短納期で製造する製品の加工に向いています。
樹脂を打ち抜くのであれば耐久性の高い型を設計します。
スポンジのような柔らかい物であれば、板割れが起きないように最適な刃物の高さを検討する、といったように、金村刃型ではそれぞれの素材の特性を理解・把握し、多種多様な製品に応じ最適な抜き型を作成させていただきます。
アクリル板を使ったトムソン型です。
アルミの自動車の内装部品を抜く型です
デスクマットのトムソン型です 1.0×H32の片刃で作成 抜け防止仕様です
刃の高さが80Hのトムソン型です。
ゴムパッキン20ヶ取りです
アクリル板を使ったトムソン型です。